【2025年最新版】社長1人だけの会社でも申請できる補助金7選を紹介!

公開日: 2025.02.23

最終更新日: 2025.02.23

「社長1人だけの会社」でも補助金がもらえる

ひとり社長必見!補助金活用術

 2025年、多くの補助金制度が改定され、従業員ゼロの会社(ひとり社長)でも活用できる補助金が拡充されています。
「うちは従業員がいないから補助金は無理…」と思っていませんか?
 実は社長1人だけの会社でも申請できる補助金が複数存在します。この記事では、2025年に利用可能な最新の補助金情報をもとに、ひとり社長でも申請できる具体的な補助金7つを紹介します。

2025年 ひとり社長向け補助金7選

1. IT導入補助金(2025年版)

  • 最大補助額 450万円(通常枠)
  • 補助率 1/2〜2/3
  • 対象経費 業務効率化や売上アップに繋がるITツールの導入費用
  • 2025年の変更点
    • 導入後の活用支援費用も補助対象に追加
    • セキュリティ対策推進枠の補助上限額が150万円に増額

活用例

  • 会計ソフト、受発注システム、在庫管理システムの導入
  • ECサイト構築や予約システムの導入

申請の流れ

事前に計画が必要。購入前の申請が必須。

  1. 認定ITベンダーと相談し導入ツールを決定
  2. IT導入補助金公式サイトから電子申請
  3. 採択後、ツール導入と事業実施、実績報告

問合せ先

IT導入補助金事務局: 公式サイト

2. 小規模事業者持続化補助金

  • 最大補助額 200万円(特別枠含む)
  • 補助率 2/3
  • 対象経費 販路開拓や業務効率化のための費用

2025年の変更点

  • 創業型、共同事業型など新しい枠が追加
  • インボイス特例で追加の補助が可能

活用例

  • 新商品の広告費やホームページ制作費
  • ECサイト構築、展示会出展費用

3. ものづくり補助金

最大補助額

1,250万円(通常枠)、4,000万円(グローバル枠)

補助率

1/2〜2/3

対象経費

生産性向上や新商品開発のための設備投資費用

2025年の変更点

  • 「省力化枠」廃止、代わりに「製品・サービス高付加価値枠」を新設
  • 収益納付制度が廃止(成果による返還義務なし)

活用例

  • 新商品開発に必要な設備投資
  • 製造ラインの自動化設備導入

申請の流れ

事前に計画が必要。購入前に申請が必須。

  1. 認定支援機関と事業計画を作成
  2. ものづくり補助金公式サイトから電子申請
  3. 採択後、設備導入、実績報告

問合せ先

ものづくり補助金総合サイト: 公式サイト

4. 事業承継・引継ぎ補助金

最大補助額

600万円(買い手支援型)、800万円(専門家活用型)

補助率

1/2〜2/3

対象経費

事業承継、M&A、事業統合に関わる費用

2025年の変更点

  • PMI推進枠(M&A後の経営統合を支援)を新設
  • 補助上限額の増額

活用例

  • 事業承継時の専門家費用(弁護士、税理士など)
  • M&A後の業務統合費用

申請の流れ

事前に計画が必要。申請後の承認を得てから実行。

  1. 認定支援機関と相談し事業計画を作成
  2. 公式サイトから申請
  3. 採択後、事業承継実施、実績報告

問合せ先

中小企業庁 事業承継・引継ぎ補助金事務局: 公式サイト

5. 成長加速化補助金(新設)

最大補助額

5億円

補助率

1/2

対象経費

大規模な設備投資、新規事業開発

概要

  • 売上100億円を目指す企業向けの補助金
  • 工場や物流拠点の新設・拡張、自動化設備の導入などが対象

申請の流れ

事前に計画が必要。購入・契約前の申請必須。

  1. 事業計画書を作成
  2. 公式サイトから申請(第1回公募は2025年3月予定)
  3. 採択後、設備投資実施、実績報告

問合せ先

中小企業庁(詳細は公募開始後に発表予定)

6. 新事業創出補助金(事業再構築補助金の後継)

最大補助額

9,000万円

補助率

1/2〜2/3

対象経費

新規事業への参入費用、設備投資

概要

  • 既存事業と異なる分野への進出を支援
  • 設備投資、人材採用、広告宣伝費用なども補助対象

活用例

  • 製造業からITサービスへの参入
  • 飲食業から食品加工業への転換

申請の流れ

事前に計画が必要。購入前に申請必須。

  1. 事業計画書を作成(認定支援機関の確認が必要)
  2. 公式サイトから申請
  3. 採択後、事業実施、実績報告

問合せ先

事業再構築補助金事務局 公式サイト

7. 省力化投資補助金

最大補助額

1,500万円(賃上げ条件で増額)

補助率

1/2

対象経費

自動化設備、DXツール導入費用

2025年の変更点

  • カタログ型に加えて一般型が新設
  • 業務プロセスの自動化・DX投資に活用可能

活用例

  • 自動レジシステム、清掃ロボット、配膳ロボット導入
  • RPAツールや業務効率化システムの導入

申請の流れ

事前に計画が必要。購入前の申請が必須。

  1. カタログ型製品選定、または独自設備の提案
  2. 公式サイトから申請
  3. 採択後、設備導入、実績報告

問合せ先

省力化投資補助金事務局:公式サイト

補助金を確実に活用するための3つのポイント

  1. 最新情報を常にチェック
    補助金には締切があります。申請スケジュールに注意し、早めに準備を始めましょう。
  2. 事業計画書の作成がカギ
    採択率を上げるためには、具体性と実現可能性のある事業計画書が必要です。認定支援機関や専門家に相談するのも有効です。
  3. 補助金の併用も検討
    複数の補助金を組み合わせて申請できる場合があります。自社の事業計画に合わせた最適な組み合わせを考えましょう。

まとめ

補助金で事業成長のチャンス

 2025年は、社長1人だけの会社でも活用できる補助金が豊富に用意されています。設備投資、ITツール導入、販路開拓、新規事業への参入など、幅広いニーズに対応可能です。

補助金は「知っているかどうか」「行動するかどうか」で結果が大きく変わります。事業の成長や新たな挑戦のチャンスを逃さないためにも、積極的に活用していきましょう。

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