税務調査官は、あなたの会社の書類だけを調査しているのではありません。
実は「あなた自身」を調査しています。
さりげない『雑談』の中で、「あなた自身」を調べているのです。
今回はそのことについて記事にしました。
約3分で読める内容です。
是非、今後の税務調査の対策として参考にしてください。
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税務調査官はあなたの人となりを調査している
税務調査では、あなたの確定申告に関するあらゆる資料が調査されます。
しかしもう一つ税務調査官が重要にしているものがあります。それが納税者や経理担当者、従業員との『雑談』です。税務調査官は資料の調査をしながら実にさりげなく『雑談』をしてきます。しかし、この『雑談』こそが要注意です。
ベテランの税務調査官ほど雑談がうまい
税務調査官は『雑談』が上手です。能力の高い調査官ほど上手です。
また雑談時間も長いです。雑談の中で調査すべき項目を効率的に絞ることができるからです。
雑談の中で税務調査官が調べていること
税務調査官はこの『雑談』の中で
・何が好きか
・普段どんな生活をしているか
・どんな価値観をもっているか
・どんな性格か
・どんな家族状況か
・これまでの経歴
を調べ確認しています。
さりげなくとても巧妙に天候やニュースの話などを織り交ぜながら、このような部分を重点的に確認しています(もちろん会社の取引の流れも聞いてきますが)。
最近の税務調査官は、挨拶も丁寧です。笑顔を絶やさないように心掛けているようです。しかし口は笑っていても目と頭の中は真剣です。
究極はあなたが良い人か悪い人か
究極は税務調査官は、雑談で『この納税者は良い人か、悪い人か』を確認しているとも言います。
あなたは
「誠実そうで真面目、悪いことはしそうにない」
または
「不誠実でいい加減、自分に利益があるなら良くないことでも手を出しそう」
のどちらかで判断されているのです。
良い人と判断される方がいいことは誰でも想像がつくでしょう。
悪い人だと判断されてしまうと、あらゆることを疑ってかかるでしょう。当然細かく調べられることは間違いありません。
調査の日程も長くなるでしょう。
雑談の中で注意すべきこと
したがって最低でも以下のことは注意すべきです
・必要以上に余計なことはしゃべらない
・まじめな印象を与えるように心掛けて話す
・身だしなみも整える
・怯えている、心配しているような印象を与えないようにする
・挑発的な態度はとらない(調査官をさらに本気にさせるだけです)
・質問に対しては答える(話をそらす方が悪印象)
・会話中は目をそらさない、目を見て話す
・心は許さない
まとめ
税務調査官は、あなたとの雑談の中から、社長の人となりを調査しています。
ベテランの調査官ほど、あなたと友好的な雰囲気をつくりだすこともできます。ついつい余計なことをしゃべってしまわないようにしましょう。
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