※令和4年度のキャリアアップ助成金の改正が行われます。詳しい内容はこちらで説明しておりますので参照ください。
キャリアアップ助成金は令和4年度に改正が行われます
令和4年度キャリアアップ助成金改正についてはこちら↓↓↓
『キャリアアップ助成金はこう変わる|令和4年度の改正点と注意点を解説!!』』
【令和3年2月22日更新】
キャリアアップ助成金「正社員化コース」は年間最大1,440万受給可能!
令和3年4月1日以降 変更点の概要
・転換前6か月の賃金と転換後の6か月の賃金との比較について5%以上の増額から3%以上の増額に引き下げられました
しかし一方で
・上記賃金の中には「賞与」は含まれないことになりました。
キャリアアップ助成金「正社員化コース」1事業所ごとに最大20人まで受給可能
総額で年間最大1,440万円受給可能!
1事業所あたり申請上限は年間20人まで可能
支給申請上限人数の拡充で最大1,440万円まで受給可能になっています
キャリアアップ助成金「正社員化コース」は、1事業所あたり年間20人まで申請が可能です。要するに年間最大1,440万円まで受給できる大きな助成金です。
キャリアアップ助成金「正社員化コース」とは?
有期契約労働者、パートタイマーなどを正規雇用や無期雇用に切り替えれば受給できる
キャリアアップ助成金「正社員化コース」は、まず就業規則等を整備し、そのあと有期契約労働者やパート労働者などを正規社員や無期パート雇用に転換または直接雇用した場合に助成されるものです。また派遣労働者を直接雇用した場合も対象となります。
キャリアアップ助成金「正社員化コース」の支給額は?
☟の表のとおり「生産性要件(生産性の向上)」をクリアした企業にはさらに助成金額が増額される
例えば、有期雇用労働者を正社員に転換させた場合は、通常は1名につき57万ですが、生産性要件をクリアすれば72万に増額されます。この生産性要件の詳細は☟をチェックしてださい。
また「生産性要件」以外で、おさえておきたいポイントは以下のとおりです
1 多様な正社員=「勤務地限定の正社員」「職務を限定した正社員」「短時間正社員」などに転換した場合にも正規雇用労働者へ転換したものとみなして助成金が受給できます
2 派遣労働者を直接雇用した場合も助成額が加算されます
☞ 上記表①③のケースで28万5,000円<36万円>(大企業も同額)
3 ⑴ 母子家庭の母等又は父子家庭の父を転換等した場合に助成額を加算
⑵ 若者雇用促進法に基づく認定事業主が35歳未満の者を転換等した場合も助成額が加算されます※令和3年4月1日より廃止
☞ いずれも上記表①のケースで95,000円<12万円>、②③のケースで:47,500円<60,000円>
4 勤務地・職務限定正社員制度または短時間正社員制度を新たに規定し、有期契約労働者等をこの制度に転換または直接雇用した場合も助成額が加算されます
☞ 上記表①③のケースで1事業所当たり95,000円<12万円>(71,250円<90,000円>)
なお、キャリアアップ助成金「正社員化コース」の更に詳しい内容についてはこちらの記事にまとめています。ぜひ参考にしてください。
キャリアアップ助成金「正社員化コース」のまとめはコチラ↓↓↓
『キャリアアップ助成金の「正社員化コース」はとても受給しやすい助成金!』
助成金が増額される「生産性要件(生産性の向上)」とは?
「生産性要件(生産性の向上)」については、こちらの記事で詳しくまとめています。是非、参考にしてください。
労働関係助成金の多くが増額される「生産性要件」とは?詳しくはコチラ↓↓↓
『労働関係助成金の多くが増額される「生産性要件」とは?』
雇用調整助成金を受けながらキャリアアップ助成金も受給できるの?
新型コロナウイルスで脚光を浴びた「雇用調整助成金」ですが要件をクリアすれば同時に受給することが可能です。詳しくはこちらの記事をチェックしてください。
雇用調整助成金とキャリアアップ助成金の併給についてはコチラ↓↓↓
『雇用調整助成金とキャリアアップ助成金は併給出来るのか?』
事前にキャリアアップ計画の提出が必要です
このキャリアアップ助成金「正社員化コース」を受給するためには、事前に「キャリアアップ計画」の提出が必要です。
「キャリアアップ計画」を提出している事業主の方でも、改正後の上記助成金を利用する場合でも、事前にキャリアアップ計画の見直しと変更の届出が必要になる場合も発生します。間違いがないか事前に注意しましょう。
キャリアアップ助成金と併用できる人材開発支援助成金「特別育成訓練コース」もおススメ
キャリアアップと併用できる人材開発支援助成金「特別育成訓練コース」も受給しやすい助成金です
キャリアアップ助成金と併用できる人材開発支援助成金「特別育成訓練コース」についてはこちらの記事にまとめています。参考にしてください。
キャリアアップ助成金と併用できる人材開発支援助成金「特別育成訓練コース」のまとめはコチラ↓↓↓
使いやすい助成金!『人材開発支援助成金「特別育成訓練コース」を有効に活用しましょう!』