社労士のすべてがわかる!
企業の「人」に関する専門家、社会保険労務士(社労士)。働き方が多様化する現代において、今、最も注目される国家資格の一つです。このページでは、その全てをインタラクティブに徹底解説します。
社労士と関連する主要な専門家たち
弁護士
法律全般の専門家。訴訟代理や法律相談など、紛争解決が中心業務。
公認会計士
会計監査の専門家。企業の財務諸表の監査が独占業務。
税理士
税務の専門家。税務代理、税務書類の作成、税務相談が独占業務。
司法書士
登記・供託の専門家。不動産登記や会社設立登記などが主な業務。
行政書士
行政手続きの専門家。官公署に提出する許認可等の書類作成が中心。
社会保険労務士
「人」に関する唯一の国家資格専門家。労働・社会保険、労務管理が専門領域。
社労士の仕事内容
社労士の業務は多岐にわたりますが、大きく3つに分類されます。下のカードをクリックして詳細を確認したり、チャートで業務の比率を見てみましょう。
独占業務(1号・2号業務)
人事労務コンサルティング(3号業務)
その他の業務
一般的な社労士の業務比率(イメージ)
社労士になるには?
社労士資格は最難関の国家資格の一つです。その試験の概要と難易度を、データと共に詳しく見ていきましょう。
主要士業との合格率比較(過去10年)
社労士試験は、他の難関資格と比較しても、一貫して低い合格率で推移していることが分かります。
※税理士の合格率は科目合格者の率であり、最終的な5科目官報合格の率とは異なります。
合格に必要な勉強時間(目安)
※税理士は科目合格制のため総勉強時間は一概に言えません。
試験の概要
- 試験日: 毎年8月の第4日曜日
- 形式: 午前:選択式、午後:択一式
- 科目: 労働基準法、年金法など約10科目
特異な合格基準
総合得点だけでなく、全科目で最低得点(足切り点)をクリアする必要があります。苦手科目を作れない厳しい試験です。
合格後の登録と費用
合格後、社労士として活動するには登録が必要です。2年以上の実務経験、または指定講習の修了が求められます。
登録費用(目安): 約11万~
年会費(目安): 約9.6万円~
年収とキャリアパス
社労士の働き方は多様で、それによって収入も変わります。代表的なキャリアパスと年収の目安、そして収入を最大化する戦略を見てみましょう。
働き方による年収比較
これはあくまで平均的なモデルです。勤務社労士であっても、新卒や無資格者を含んだ上で平均年収650万円を超える給与水準の事務所も存在するなど、個人の経験や専門性、所属する組織によって収入は大きく変動します。
① 独立開業
自身の事務所を構え、多くの企業と顧問契約を結びます。収入の上限はありませんが、経営手腕が問われます。
② 企業内社労士・勤務社労士
一般企業の人事部や社労士法人で専門知識を活かします。安定した環境で、一つの企業の成長に深く貢献できます。
③ ダブルライセンス戦略
他の資格と組み合わせることで価値が飛躍的に高まります。特に、企業の「お金」を扱う**税理士**との連携は、「人」を扱う社労士と非常にシナジーが高く、強力な武器になります。
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